AIRE通信Vol.43

~安心の先へ、もっと役立つ~

いつもお世話になり有難うございます。さわやかな季節のはずが、史上二番目に早い梅雨入りで、一気に蒸し暑くなっております。皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか?

予想外といえば、梅雨入りもそうですが、新型コロナウイルスの変異株の影響なのか、一向に感染拡大防止の兆しは見えず、残念ながら緊急事態宣言に至り、且つ継続中という状況です。残念でなりません。

一昨年の年末、微かに武漢で騒がれ始めたウイルスですが、記憶の中では昨年お正月に「少し影響を受けるかな」といった認識を持ち始めた程度で、ここまで歴史に刻まれるほどの流行になろうとは、思いも寄りませんでした。

しかしながら、現状に対して全世界が抗って、治療法や薬・ワクチンの開発に邁進しております。ワクチン接種も進んで参りました。このウイルスとの闘いも、あと少しの辛抱と信じて取り組んで参りたいと思います。

今月も元気に、有益な情報をお届けして参ります。どうぞ宜しくお願い致します。

今月のTOPIC

「がん」検査・治療・保険の変化

1974年アメリカンファミリー(現アフラック生命)が日本で初めて、がん保険を発売して50年弱、検査・治療・保険共に目覚ましい進歩を遂げてきました。

●検査では・・・画像診断(PET-CT)技術は当然の事として、マイクロRNAから血液一滴で13種類のがんが精度99%で分かるものや、尿中のがんの匂いを線虫の臭覚を用いて検知する技術も90%近い精度となっています。

●治療では・・・まさしく日進月歩の進化を遂げています。開頭・開腹の手術中心の標準治療から、画像診断技術の向上から、内視鏡や腹腔鏡を用いた身体に優しい手術、並びに正確な照射を可能にした放射線治療。そして、抗がん剤治療(化学療法)の効果も確実に高まっています。従って、50年前では死の病とされた「がん」も、現在では治る病気となり、本人告知率も50年前の10%程度から、ほぼ100%に近づいています。

●保険では・・・1974年の発売後、1992年には日本生命から三大疾病保険が発売され、その後自由化により2001年には大手生保にもがん保険の販売が解禁され、生前給付型商品の普及が進みました。それらの要因に加え、医学の進歩に伴い商品も進化し、様々な治療に対応できるものとなっています。

最新の治療には、自由診療も増えてきており、がんファンドの重要性は益々高まってきています。