AIRE通信Vol.44

~安心の先へ、もっと役立つ~

梅雨明けの待たれる季節となりましたが、いつもAIREを支えて頂いている皆様に於かれましては、お変わりありませんでしょうか。近年、梅雨明け前の豪雨による災害が増えてきております。天気予報などをこまめに確認して備えていきましょう。

そんな中で、世の中の話題は東京オリンピック・パラリンピックとコロナで溢れ返っています。様々な意見がある所ですが、これからも主催される方々にとっては、難しい判断の連続ですね。

その一大イベントの影響で、今年は7・8・10月のカレンダーは、祝日の移動が行われるようで、今から意識を切り替えておかないと、生活リズムが混乱するような気がしています。皆様、気を付けていきましょう。

コロナ前は、とても楽しみにしていたイベントですが、何だかとても遠くで行われるイベントの様な気がしてきました。何はともあれ、コロナで苦しんでいる方に一刻も早く以前の日常が訪れてくれることを祈念し、夏バテすることなく、暑い夏を乗り切って参りましょう。今月もどうぞ宜しくお願い致します!

今月のTOPIC

「火災保険料」の動向

2021年1月に値上げされた火災保険料ですが、「今後も値上がりするのか?」という声を多く頂いております。ここに少し触れてみます。

値上げに至った背景には、2011年の東日本大震災以降、度重なる自然災害による甚大な被害があります。

~2011年東日本大震災以降の主な災害~

●2011年7月新潟・福島豪雨 ●2011年8月紀伊半島台風 ●2012年7月九州北部豪雨 ●2013年7月島根・山口豪雨 ●2015年7月広島豪雨 ●2016年9月関東・東北豪雨 ●2017年4月熊本地震 ●2018年7月九州北部豪雨 ●2019年6月大阪北部地震 ●2019年7月中国地方豪雨 ●2019年9月北海道胆振地震 ●2019年台風21号関西直撃 ●2019年9・10月房総半島・東日本台風 ●2020年7月九州豪雨

2019年10月に、損害保険料率算出機構が、参考純率を4.9%引き上げたことにより、2021年1月は、全国平均5.1%の値上がりとなりました。

同じく、2021年5月参考純率を10%程度引き上げることを金融庁に届出たことが明らかになっています。従って、来年は火災保険料の値上げがある可能性は高いのではないでしょうか?