AIRE通信Vol.49

~安心の先へ、もっと役立つ~

2021年、いよいよ師走に突入しました。いつも変わらぬご愛顧をAIREに頂き、本当に有難うございます!皆様のお陰で、無事に2021年を乗り越えることが出来そうです。

2021年も、新型コロナウイルスに翻弄された一年でした。落ち着いたかと思えば、再流行の繰り返しで大きく影響を受けられた方もいました。また、一時期は弊社のお客様でも、次々と感染が判明し給付金請求を行いました。

大変な一年ではありましたが、ここ最近は新規感染者数も落ち着きを見せ、街も賑わいを見せております。どうかこのまま、あの忌まわしいウイルスが弱体化していくことを願うばかりです。

これから年末年始の会合が、増えて参ります。久しぶりの解放感に浸って、周囲の方々との懇親を深めていきたいものです。

AIREでは、一年の感謝の気持ちで、お客様の総訪問を実施して参ります。宜しくお願い致します。どうぞ有意義な年末を過ごされ、良いお年をお迎え下さい!

今月のTOPIC

「米ドル・円」の近況

9月以降、「ドル円」相場は円安傾向が強まり、直近では115円前後の水準まで上昇。一部には「悪い円安」とも評されています。

背景には、米国での①早期利上げ(金融政策正常化)②世界的なエネルギー価格の上昇③加えて、資源価格の上昇による貿易収支の悪化(ドル実需の増加)も要因となっていると言われています。

●何故、「悪い円安なのか」?

以前の圧倒的な輸出量に頼っていた日本では、円安は良い方向に捉えられていましたが、現在では輸入物価の上昇が、企業の収益悪化や個人の生活費を押し上げています。

しかしながら、米国FRBによる利上げは、市場ではすでに織り込み済みであり、資源のひっ迫の主因となった供給不足は徐々に解消する見込みであり、資源価格上昇は一服しそうです。これらのことから、当面の円安圧力は和らぐとの見方も強くなってきています。

いずれにせよ、本来は自国通貨の強さは国力の強さを表すものです。長期的なトレンドは、国力の強さで決まるものだと思います。長期・分散・積立で上手に資産形成していきたいですね。