AIRE通信Vol.62

~安心の先へ、もっと役立つ~

明けましておめでとうございます。今年も無事に新年を迎えることが出来ました。これもひとえにAIREを支えてくれる皆様のお陰です。本当にいつも有難うございます。

今年の干支は「卯」。うさぎは茂る時期で、繁殖する・増えるという意味があり、「卯」の今年こそ流行り病に左右されることなく、皆様が成長や増殖と言った明るい一年になることを願います。

昨年後半から、物価高・円安・増税と、何となく暗いイメージの話題が増えてきております。そんな中ではありますが、今年はご当地でG7サミット開催が予定されている等、明るい話題もあります。また、スポーツに目を向けますとドラゴンフライズの躍進・サンフレッチェの活躍、そしてカープは新井監督体制がスタートし、期待感満載の一年のスタートです。

私達AIREのメンバーも、日々変化する環境に対応した「価値のある提案」をより一層磨いて参ります。そして、本年も「卯」のごとく、お客様の財産を守り・増やしていくよう取り組んで参ります。どうぞ宜しくお願い申し上げます!!

今月のTOPIC

保険診療・先進医療・自費診療の基本

1年の始まり、今回は日本特有の医療費に仕組みについてです。

●保険診療

日本の医療費は欧米ほど高くないものの、実は安くもありません。しかしながら、安く感じるのは窓口の支払が7割(高齢者は8割・9割)引きになっているからです。これが世界中にも稀な国民皆保険です。日本では同じ病気で同じ治療をすると、全国どこでも請求額はほぼ同じです。診療報酬は、中央社会保険医療協議会で協議され、厚生労働大臣が決定します。

●先進医療

素晴らしい皆保険制度ですが、医学の発展は目覚ましく、新たな検査法や治療法、さらに新たな病気も生まれます。それらの検査法・治療法の一部は、診療報酬点数が決まる迄の間「先進医療」として厚生労働大臣が認め、臨床データを集めて保険診療にするかどうかの検討をします。特に高額なものは、その傾向が強いと言えます。

●研究段階の治療

先進医療に認められる前の研究段階では、いわゆる「治験」として、治療を受ける患者の協力で、費用の掛からない治療を受けることもあります。

●自費診療

一般的には歯科治療が身近ですが、それ以外のものとして、美容外科や出産・健康診断など、病気でないものに保険診療は使えません。また、交通事故や労働災害も一般的には自費診療です。さらに新たに考案された検査法や治療法などで安全性や効果の不明なもの、ごく限られた医師や施設で行われているものなども自費診療となります。これらの場合は、何があっても基本的に自己責任となります。