AIRE通信Vol.63

~安心の先へ、もっと役立つ~

いつもお世話になり有難うございます。久しぶりに冬らしい1月が、あっという間に過ぎていきましたが、皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか?

本格的な積雪に何故か最初はウキウキしましたが、さすがに何度も降られるとウンザリでした。広島は温暖な気候だけに、雪には弱いですね。

さて、これからは日々春に向かって参ります。夕刻の日の入りも少しずつ遅くなり、日照時間も長くなっていることが実感できます。今年こそは、流行り病に左右されず、マスクを取って、春を満喫したいものですね。

そして、春は変化の季節でもあります。実りの春に向けて、受験や様々な準備を始められている方も多いかと思います。私達AIREも新たなステージで活躍される皆様のお役に立てるよう丁寧に御案内して参ります。

また、新しい制度や商品がどんどん展開されております。しっかりと研鑽を積んで、皆様にご案内して参りますので、今月もどうぞ宜しくお願い申し上げます!!

今月のTOPIC

「大腸がん」因子と予防

「大腸がん」の罹患者数は、2019年の統計で男性は、前立腺がんに続いて第2位、女性では乳がんに続いて第2位ですが、男女合わせると第1位になります。

死亡者数は、2020年の統計で男性では肺がん、胃がんに続いて第3位、女性では第1位になります。5年生存率はそれほど悪い数値ではないものの、罹患された方の1/4の方が5年以内に亡くなられる現状は、看過できません。

●胃がんとの逆転要因

以前は胃がんが日本人の国民病と言われた時代がありました。しかしながら、現在は大腸がんが多くなっています。食生活の欧米化により、野菜や魚中心の食事から、肉中心に変わり、高脂肪食・低繊維食になったためとも言われています。

●大腸がん罹患原因

はっきりとは分かっていませんが、運動不足・野菜や果物の摂取不足・肥満・飲酒・家族歴、そして大腸炎や便秘などの疾患もリスク要因になると考えられています。

●大腸がん検査

①大腸内視鏡検査・・・肛門から挿入し、直接観察して初期であれば摘出も可能です。ただし、管腔内側面のみしか観察できません。

②大腸3D-CT・・・バリウムを服用して、その後肛門から炭酸ガスを注入して腸を拡張した上で、CT検査を行います。CTなので簡便ですが、病変の色や硬度は不明で、生検が出来ません。

いずれにしても、食生活では飲酒を控え、繊維質を摂取し便通を良くして、健診等で異常に気付き、異常があればすぐに検査をすることが大切です。