~安心の先へ、もっと役立つ~
観測史上最高の高温と予報されている8月を迎えました。AIREをいつもお引き立て頂いている皆様に於かれましては、夏バテなどせず元気にお過ごしでしょうか?水分補給には十分気を付けて、何とかこの暑さを乗り切っていきましょう!!
気温が高くなると、海水温が上がり大型で強い台風発生の原因となります。今年の梅雨末期の大雨は東北地方が被害を被りましたが、夏終盤の台風も心配です。大きな被害を被ることなく、爽やかな秋を迎えたいものです。
さて、暑い中ですがスポーツに目を向けますと、オリンピック・パラリンピック・プロ野球・甲子園と夏の風物詩に相応しい熱戦が繰り広げられています。選手の皆様が猛暑に負けることなく、悔いの無いプレーを期待したいですね。
私達AIREも夏の一斉訪問を通して、皆様に丁寧なご案内を心掛けて参ります。保険の上手な活用の一助をなれば幸いです。今月もどうぞ宜しくお願い申し上げます!
今月のTOPIC
「がん社会」備えの新常識
日本は世界で最もがんの多い国ですが、その罹患率は男性65.5%、女性51.2%です。
●がんは働く人の病気です・・・定年延長の影響もあるでしょうが、働く方の約7人に1人はがん経験者ということになります。しかしながら、罹患前と同じ仕事が不可能となり、サラリーマンの34%、自営業の17%が離職する現実があります。
●高騰する医療費・・・昔の抗がん剤は1カ月3000円~6000円程度でしたが、副作用が強く、延命効果も少ない場合が散見されました。例えば、ニボルマム(免疫チェックポイント阻害剤)は承認当初1カ月300万程度、現在でも1カ月65万程度です。
●ドラックロスの問題・・・チサゲンレクユーセルという薬は日本で認可されるまでに、アメリカに送れること1年7カ月かかりました。また、アメリカではニボルマムが膀胱がんに使えるようになっていますが、日本では使えません。2020年の数字ながら、欧米で承認された243種のうち、176種は未承認薬です。これがドラックロスです。海外メーカーも日本をスルーし始めています。
●がんファンドの準備・・・放射線治療も粒子線治療など保険使用の範囲は拡がって来て、保険診療では月8万円程度で済むものも、肺がん、食道がん、肝臓がんは先進医療扱いで300万以上かかります。保険適応外では、新たな治療もどんどん生まれています。最低限の準備はしたいものですね!