AIRE通信Vol.83

~安心の先へ、もっと役立つ~

なかなか秋の気配を感じることなく過ごしてきた9月でしたが、ようやく朝晩はエアコンを付けなくても過ごせる気候になって参りました。いつもお世話になっております皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか?

まだ油断する事は出来ませんが、台風による被害が広島周辺に及ぶことなく、ホッとしているところです。しかしながら、先日発表された長期予報では、今年の冬の気温は低いとの事。あまりにも極端な気温となると、農作物等への影響が心配です。

先日報道を見ますと、鶏卵の価格が上昇しており、その原因は鶏の夏バテにより、産卵数が減ってきているとの事。涼しくなってから影響が出るそうです。予報通りであるならば、短い秋になりそうです。我々も夏バテには無縁で、食欲・読書・スポーツの秋を楽しみたいものですね。

さて、10月に入り我々の業界でも料率改定などの動きありました。また、政局によってもマーケットの動きが活発になる可能性もあります。皆様に有益な情報を分かり易くご案内して参ります。今月も宜しくお願い致します!

今月のTOPIC

「認知症」予防の生活習慣

日本は世界一の長寿国となり、人口の1/4は65歳以上の高齢者です。寿命が延びていながら、亡くなる10年位前から医療や周囲のサポートを受けながら生活をされている方が多いのも事実です。脳が健康で、自立した生活を送るための生活習慣について触れてみます。

脳が若く保つためには、脳の萎縮を防ぐことが大切と言われています。萎縮の原因は加齢も勿論ありますが、個人差が大きく、生活習慣病なども大きく影響するようです。また、最近では高齢になっても、脳の機能を高めることが出来ることが分かってきました。

そこで、4つの生活習慣病が大切と考えられています。ズバリ「話食動眠」です。

●会話・・・社会とつながり、人とコミュニケーションすることは、言葉を理解・相手を思いやる・時間を気にする等、脳がフルに回転する状態です。

●食事・・・食べることよりも、調理の過程で献立を考えながら、複数の作業を効率よく行うことは、前頭・頭頂・後頭を使い、脳の活性化に繋がります。

●運動・・・息がやや弾むぐらいの状態を30分程度の軽い運動を続けることで、神経細胞のエネルギー源が体内で作られます。それにより、海馬が大きくなり、認知機能が高まると言われています。

●睡眠・・・7~9時間の良質な睡眠で、海馬を育て記憶力がアップすると言われています。また、アミロイドβ(認知症の原因たんぱく質)を洗い流せると言われています。

脳に良いと言われる生活習慣を続けていきたいですね!