~安心の先へ、もっと役立つ~
いつもお世話になり有難うございます!10年に一度の災害級の寒波が2回も訪れた2月でしたが、皆様に於かれましては、影響無くお過ごしでしたか?夏は異常に暑く、冬がドカ雪が数年続いているような気がします。とにかく被害がなく、季節が過ごせることを祈るばかりです。
世界では、アメリカ大統領就任と共に、色々と動きが出て来ているようです。関税の問題は、これからの経済にどの様な影響を及ぼすのか心配な点ですが、明るい兆しとしては、紛争解決も少し前進の兆しが出て来ていることです。
やはり外交も残念ながら、パワーを持つものが差配出来るのが自然の摂理なのでしょうか?これからの情勢にも大きく影響があるので目が離せない所ですが、わが日本もパワーに押し潰されない様に、頑張っていきたいですね。
そんな混沌とした毎日ですが、我々の業界でも年度替わりもあり、新しい制度や商品が出て来ています。皆様のお役に立てる様、タイムリーに分かり易くご案内を心掛けて参ります。どうぞ今月も宜しくお願い致します!
今月のTOPIC
身近な成人病「糖尿病」
ざっくりした統計ですが、日本の糖尿病患者数は約600万人、予備軍に至っては約1500万人いるとも言われる「糖尿病」ですが、しっかりと受診・治療しているのは約200万人しかいないとも言われています。
血中ブドウ糖(血糖)濃度の高い状態が続く状態を「糖尿病」と呼びます。本来は一定の値になるようコントロールされますが、インシュリンの分泌が弱まり、血糖を下げる働きが出来なくなります。
高血糖によって、全身の血管に障害をきたします。脳であれば、脳梗塞や脳出血などの脳卒中、心臓であれば心筋梗塞、腎臓であれば腎不全になります。そして極めて怖いのは、毛細血管が破壊され、目は網膜症になり失明の危険がありますし、上肢・下肢の毛細血管に支障をきたせば、壊死を起こし、切断と言う結果になる事もあります。
原因は、遺伝性のものもあるでしょうが、食生活を含む生活習慣病で予防や改善がはかれるケースも多くあります。正直なところ、個体差もあり基準値への信頼が薄いのかもしれませんが、やはり早期発見して適切な対応を取ることが大切です。
20年~30年前はとても深刻な病気でしたが、現在では非常に効果の高い薬も色々と出ているようです。従って、健康診断等で指摘を受けたら、早期に専門医を受診して、適切なコントロールに努めましょう!