AIRE通信Vol.24

~安心の先へ、もっと役立つ~

いつもお世話になり有難うございます。

何だか気温の高い日が続き、なかなか秋らしくならないと思っていたら、急に初冬のような気候になってきましたが、皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか?

この気候が原因なのか、10月に入っても自然の猛威は、とどまる所を知らず、東日本で大きな被害を出しました。被災された方々の一日も早い復旧をお祈り致します。

さて、先月からスタートした消費税率改定ですが、当初心配された程の混乱もなく、順調なスタートを切ったように思います。10%になって良かったことは、計算がし易くなったことでしょうか?

今、周りではキャッシュレス還元の話題で持ちきりです。買い物や食事もさることながら、タクシーなども運賃が戻ってくるのだとか・・・先日の経済産業省の発表では、一日当たり10億円がポイント還元されており、3月までに予算が不足する可能性が大きいそうです。

これでは何の為の増税だったのやら・・・そんな中ですが、今月も宜しくお願い致します。

今月のTOPIC

新しい「がん」の診断方法

●リキッドバイオプシー

バイオプシーとは「生検」を意味し、「リキッドバイオプシー」とは血液などの体液を試料として病理組織学的検査を行い、「がん」の診断を行う方法です。

●マイクロRNAを対象としたリキッドバイオプシー

マイクロRNAはがん細胞が発生した初期の段階から血液中に放出されるため、「がん」が小さな状態でも検出することが可能であり、且つ少量の血液採取で済みます。

●マイクロRNAとは

非常に簡略化した説明となりますが、人間の体内には約2500種類のマイクロRNAが存在し、「がん」が発現すればマイクロRNAに異常が生じます。どのようなマイクロRNAが分泌されているかを調べ、「がん」の早期発見を可能にします。

●リキッドバイオプシーの実用化

現在、(胃がん、大腸がん、食道がん、膵臓がん、肝がん、胆道がん、肺がん、乳がん、卵巣がん、前立腺がん、膀胱がん、神経膠腫、肉腫)の13種類の「がん」を同時に診断するシステムを開発中です。

リキッドバイオプシーとマイクロRNAの研究は進んでおり、近い将来、尿中から「がん」の発現を検出するシステムも行える可能性が高まってきており、より負担の少ない検査が出来そうです。