
~安心の先へ、もっと役立つ~
夏の到来は遅かったものの、暑さが続いている今日この頃ですが、皆様に於かれましては、如何お過ごしでしょうか?平素より、大変お世話になり有難うございます。
新型コロナウイルスの影響で、オリンピック・甲子園大会の中止、並びに各種イベントの縮小や無観客開催など、大きな変化のあった2020年の夏でしたが、良し悪しは別として、この日常に少し慣れて来た感さえあります。改めて人間の対応能力の高さを実感しております。
さて、季節は変わり、秋の到来です。食欲の秋・読書の秋・スポーツの秋・レジャーの秋と許される環境の中で楽しんでいきたいものです。また、広島は政界の動きも活発になりそうですね。
世界中を震撼させたウイルスも症例などにより、徐々にではありますが、特徴が分かり感染症分類の見直しも検討されているようです。それぞれの2020年秋こそは、充実の秋にしたいものですね。AIREでは、引き続き有益な情報提供に努めて参りますので、今月も宜しくお願い致します!!
今月のTOPIC

「抗がん剤治療」進歩と現状
一般的に癌の診断がなされると、日本癌治療学会の定める「がん診療ガイドライン」に従って、標準治療を受けることになります。手術・放射線・抗がん剤・・・がんに立ち向かう3つの武器の中で、特に目覚ましい進歩を遂げているのが「抗がん剤」です。
この治療は歴史が浅く、手術療法の約100年・放射線療法の約50年に比べると、たかだか35年しか経っていません。
●副作用が軽減された・・・副作用の強さが泣きどころでしたが、吐き気などを抑える支持療法の発達や投与方法の工夫により、つらい思いをすることが少なくなってきています。
●治るがんが増えた・・・かつては治らないと言われた白血病は「抗がん剤」の進歩で約50%が治るようになりました。また、全身に転移したがんは、過去は効果的な治療法はありませんでした。さらに、分子標的薬の開発により新たな展望が開けてきました。
●放射線との併用療法・・・例えば食道がんの多くは、進行がんの状態で発見されますが、併用療法で治療成績は手術と同じくらいになります。また、術後の生活の質を考えると併用療法に軍配が上がります。
*しかしながら、「抗がん剤治療」はメリットばかりではありません。正常細胞も叩いてしまう側面から体力が必要ですし、ほとんど効かないがんも存在します。治療は、様々な検討が必要です。
