AIRE通信Vol.37

~安心の先へ、もっと役立つ~

早いもので、新型コロナウイルス感染症でスタートした2020年も師走を迎えました。AIREをいつも支えてくださっている皆様、少し変わった趣の師走を如何お過ごしでしょうか?また、今年も大変お世話になり、有難うございました。

Go Toが順調に滑り出し、街に活気が戻りつつありましたが、連日の感染者数増加や報道により、景気回復のスピードは少し緩まったように感じます。

まだまだ治療法が完全に確立されたとはいえず、ワクチン開発も急がれている最中で、経済との両立が難しいところです。しかしながら、トピックでも触れておりますが、当初の手探り状態からは脱してきており、明るい兆しも少し見えてきております。

この様なスッキリしない年末ではありますが、AIREでは出来るだけ多くの方とお会いして、一年の感謝をお伝えしていきたいと考えております。

迎える年が、今年以上の素晴らしい一年になることを祈念致しております。

今月のTOPIC

「新型コロナ」治療最新情報

第3波とも呼ばれ、連日感染者数の増加が報道されている新型コロナ感染症ですが、感染者数に比べ死者数は減少しているのも事実です。日本では、もともと新型コロナ感染症による死亡者が欧米諸国に比べて少ないことは、自然免疫の高さなどが原因と言われていますが、世界的にも急激に減少しています。

●ヨーロッパ各国での死亡率・・・感染者が死に至る確率

<2020年3月1日~5月31日まで>

イタリア⇒14.34% スペイン⇒11.31% フランス⇒18.98%

<2020年6月1日~9月30日>

イタリア⇒ 3.03% スペイン⇒0.88% フランス⇒  0.77%

この傾向はドイツ・イギリス・カナダに於いても同様の傾向がみられました。これは、重症例に関する治療効果が大きく関与していると言われています。日本では、集中治療学会から9月に診療ガイドラインが作成され、軽症患者に「アビガン」投与を弱く推奨、中等症・重症患者にステロイド薬(デキサメタゾンなど)を強く推奨しました。WHOも9月初め、ステロイド薬の推奨を決め、世界と同様に日本の大学病院の集計でも、新型コロナ感染症入院患者の40%以上にステロイドが使われています。

まだまだ不明な事も多く、特に高齢者等、感染予防には厳重な注意が必要ですが、少しづつ克服しているようですね。