AIRE通信Vol.46

~安心の先へ、もっと役立つ~

早い夏が来たと思ったら、お盆の時期は梅雨末期の様な雨にたたられた8月でしたが、皆様に於かれましては、お元気で御過ごしでしょうか?いつもAIREをご愛顧いただき有難うございます。

さて、長雨が過ぎ去り、ホッとしたのもつかの間、やって来たのが再度のコロナ感染拡大です。雨後にコロナとあまり有難くないものが、立て続けにやってきて、少しテンションが下がり気味な今日この頃です。

広島では、3度目の緊急事態宣言発令となりました。延べ2年近くも苦しい対応を余儀なくされている業界もあります。1日も早い、宣言解除を祈ります。

しかしながら、暦の上では食欲・旅行・読書・スポーツの秋の到来です。最低の晩夏を過ごすことになった私達ですが、今秋こそは招かざる台風・ウイルスにはご遠慮頂いて、それぞれの秋を満喫したいものですね。

AIREでは、お客様の保障内容の丁寧な案内を徹底して、ウイルスや風水災害にも強い安心を提供して参りたいと思います。

今月のTOPIC

「気候変動」の脅威

4月の気候変動サミットを受けて、日本は「2050年までの脱炭素化社会の実現」を目指す改正地球温暖化対策推進法を5月26日に成立させました。そのサミットを開催した米政権では、パリ協定に復帰する大統領令に署名し、同じく2050年までにゼロエミッション(脱炭素化)を果たすと発表しました。日米に先立ち、昨年9月、世界一の二酸化炭素排出国である中国の習近平国家主席が、国連のビデオ演説で、2060年までの脱炭素化を宣言しています。

世界の風向きが変わったのは、世界各地での森林火災・干ばつ・熱波・洪水など極端な異常気象に、地球温暖化の影響があると指摘されているからです。日本でも豪雨や猛暑・竜巻に豪雪と自然災害が頻発しています。先ごろ米国デスバレーで6月としては異例の54℃を記録し、ボリビアでは巨大湖が消え、襲来する台風(ハリケーン)はより遅く危険となっています。また、オーストラリアでは、ウミガメが温暖化によってほぼメスだけになるなど、生物への影響も確認され始めています。

世界各地での極端な現象と、科学的な発表の中でも衝撃をもたらしたのは、IPCCの発表した「1.5℃報告書」です。世界の平均気温は産業革命前から1℃上昇しており、このまま行けば、2030年には1.5℃上昇するとしました。