AIRE通信Vol.77

~安心の先へ、もっと役立つ~

春爛漫、新年度がスタートしました。いつも大変お世話になり有難うございます。麗らかな陽気の中、AIREを支えて頂いている皆様に於かれましては如何お過ごしでしょうか?

年度が変わり、様々な制度も変わってきます。また、新しい環境下でのスタートを迎えられた方も多くいらっしゃると思います。数年前の感染症騒動が嘘のように、なぜか陽気と共にウキウキと希望を感じるこの頃です。

そして、野球シーズンも開幕です。我らが新井カープも2年目突入で、久しぶりの優勝を期待したいところです。さらに、海外に目を向けますと大谷選手の動向やカープ出身選手の活躍も非常に気になるところです。

楽しみ一杯の新しい年度が皆様にとって素晴らしいスタートとなりますよう祈念申し上げます。その日常生活がストレスなく有意義に送れるよう、私達AIREも精一杯取り組んで参ります。今月もどうぞ宜しくお願い申し上げます!!

今月のTOPIC

「がん」正しい常識

日本人の国民病とも言える「がん」ですが、昔から伝えられている常識が技術や研究が進んだ今でも、最新情報に更新されていない現状があります。

「がん」の原因を知れば予防に繋がりますが、意外と知られていない「がん」の原因もあります。原因の第1は良く知られたタバコです。第2は感染症。第3が酒と言われています。タバコは全ての「がん」の約3割の原因を占めていると言われています。喫煙以外にも副流煙も多くの発がん物質が含まれており、体内に取り込まれることによって、さまざまな「がん」を引き起こしています。感染症の認識は徐々に広まってきています。胃がんの約9割がピロリ菌、肝臓がんの8割がウイルスによるC・B型肝炎、子宮頸がんのほぼ100%がヒトパピローマウイルスです。酒は、適量なら良いと言われてきましたが、最近の研究ではなるべく飲まない方が罹患しにくいことが分かったそうです。特に東アジア民族特有の顔が赤くなる人は、深酒をすると食道がん罹患のリスクが50倍に跳ね上がるそうです。

運動不足も「がん」の原因となります。座り過ぎは罹患リスクが8割アップします。太ももなどを動かすと分泌される生理活性物質に予防の働きがあるのではないかと言われています。

半面、食物の焦げも日常生活での摂取程度では全く影響ないことが分かってきましたし、日本人の場合紫外線もほとんど原因とはなりません。皮膚がんの原因となるのは白人の場合のみです。また、ストレスや家系も大きな相関関係は見られないそうです。必要以上に恐れることはないようです。