AIRE通信Vol.78

~安心の先へ、もっと役立つ~

いつもお世話になり有難うございます。新緑真っ盛りの気候の中、AIREを支えて下さる皆様は如何お過ごしでしょうか?新年度の一カ月もあっという間に過ぎ去り、新しい年を迎えてからは、1/3が経過しました。夏は目の前です。本当に早いですね。

感染症も過去のものとなり、街中には多くの外国人が訪れています。特に報道でもあるように、円安による効果は大きいようで、外国から来られる方にとっては、日本はとても過ごし易いようです。

一方で、輸入材を使われている方にとっては、様々な材料がインフレと相まって高騰しているようです。一般消費者の肌感覚として、何もかも値上げされているように感じますが、これも致し方ないですね。

円安と言えば、我々の仕事にも色々と影響がございます。弊社が得意とする保障分野には、直接的な影響はないものの、資産形成の分野や損害保険にもじわじわと影響が出て来るかと思います。丁寧にご案内して参りますので、今月も宜しくお願い致します!

今月のTOPIC

「酒」と健康

「酒」については諸説神話があります。例えば、ちゃんぽんすると二日酔いになる・日本酒は二日酔いになりやすい・迎え酒は二日酔いに効く等です。これらは、どうやら根拠はなさそうです。やはり悪酔いの原因は、摂取したアルコールの量に起因しますし、迎え酒も酔いによる麻痺と考える方が理論的です。

しかしながら、「酒」は百薬の長という説は、多くの方に信じられていますし、そのような研究もなされてきました。ところが最近の研究では、アルコールの摂取は健康に有害という説が強くなってきました。これは、2018年に発表された著名なグループの研究結果が基になっているようです。

その研究は、1990年~2016年に発表された195カ国の治験論文をまとめ、統計的手法で分析を行ったもので、信憑性が高いことで知られるようです。そのポイントは・・・①適度な飲酒は心臓をごく僅かに保護するかもしれない②その僅かな保護以上にがんやその他の病気を引き起こすリスクを数段高めてしまう③そのリスクは酒量が増えるに従って、直線的に上がると言うものです。

お酒を一日1杯(ワイン100ml、ビール250ml相当)飲む人は、全く飲まない人に比べ、がんや糖尿病などのアルコールに関する23の健康リスクが0.5%上がります。一日2杯飲む人は7%、5杯飲む人は37%も健康リスクが上昇するようです。

楽しいお酒は、ストレス発散にも効果的の様に思いますし、愛飲家にはきついデータですが、適度の飲酒を心掛けましょう!