AIRE通信Vol.50

~安心の先へ、もっと役立つ~

2022年、明けましておめでとうございます!

本年が皆様にとって素晴らしい1年であることを祈念致します。私達AIREも、より一層お役に立てるよう精進を重ねて参りますので、どうぞ引き続きお引き立ての程、宜しくお願い申し上げます!!

昨年末は、久しぶりに色々な会合が行われ、多くの方々と懇親を深める機会がありました。とても有意義で、元気を頂いた年末であったように思います。また、新たな変異株は重症化を起こしにくいという報告もあり、明るい気持ちで新年を迎えることが出来ました。

さて今年は寅年です。寅といえば、力強くいかにも縁起が良さそうな感じです。寅年の特徴や出来事で言えば、「新しく立ち上がる」「生まれたものが成長する」といった特徴が強いとも言われ、過去には「写ルンです」発売・ドラゴンクエスト発売・Windows98発売など、新しい発想の製品やサービスが生まれています。

AIREも6年目を迎えます。常にマンネリ化を排除し、新たな挑戦を続けていきたいと思っています。ワンランク上の活動を目指します!ご期待ください!!

今月のTOPIC

「喘息」基礎知識

喘息は、アレルギー疾患です。アレルギー反応により気道狭窄を起こすために喘鳴や呼気延長などが起こり、呼吸困難に陥ります。特に小児喘息は、重症化や致死率は低いものの罹患率は10%を超えて、珍しい疾患ではありません。

原因として、遺伝要因と環境要因があります。体質や家族歴などが遺伝要因。環境要因としては、風邪などの感染症・ダニ・埃・カビ・ペットの毛・天候・大気汚染・たばこの煙・ストレス・運動などが考えられます。

治療は、普段から心掛ける事と発作時の対応に分かれます。

①普段から心掛ける事・・・遺伝要因は致し方ないものとして、環境要因については普段から、こまめに掃除する・規則正しい生活・十分な睡眠・バランスの良い食事が大切です。また、肥満は喘息に悪影響を及ぼすことがありますので、注意が必要です。

②発作時の対応・・・発作を抑制するための治療として、ステロイドの吸入薬や免疫系に作用するロイコトリエンなどが主として使用され、補助的に気管拡張剤を使用することもあります。これらで改善しない場合は、病院での対応となりステロイドやアミノフィリンなどを静脈内投与したりします。重症の場合は、気管内挿管をして、空気を肺に送り込みます。

私たちの立場からも、以前は保険加入の難しい病気でしたが、最近では治療歴などによっては、一定の条件で加入も可能になって来ています。他の疾病でも加入の範囲は拡がりつつあります。医療の進歩ですね。