AIRE通信Vol.56

~安心の先へ、もっと役立つ~

すでに真夏!観測史上最も早い梅雨明けですが、如何お過ごしでしょうか?AIREを支えてくれている皆様、いつもお世話になり有難うございます。長い夏になりそうですが、暑さに負けず頑張って参りましょう!!

そして、不快指数が高い気候の中、ビッグニュースが舞い込んできました。元西武の秋山選手のカープ入団です。早く一軍に合流した姿を見たいものです。

また、来年の話をすれば鬼が笑いますが、2023年5月19日~21日の予定で、G7サミットが広島で開催されます。政治的な問題はさておき、ご当地で大きなイベントが開催されることは嬉しい事ですね。これをきっかけにWithコロナの中での活性化に繋がると良いですね。

今年は、近年で最も長い夏を過ごすことになりそうですが、暑さもあってか海や川での事故が多く報道されています。防災の観点から見ても、気温の高い夏は豪雨等の災害発生の確率が高くなるとの研究もあります。事故や災害が少ない夏であることを祈りつつ、元気に活動して参ります。皆様もご安全にお過ごし下さい。

今月のTOPIC

「7大生活習慣病」の基礎知識

「生活習慣病」とは、食生活や運動習慣、飲酒、喫煙、ストレスなどの生活習慣が原因となって引き起こされる疾患の総称です。以前は「成人病」と呼ばれていましたが、成人以外でも発症することなどから、1996年に厚生省が改称を提唱し、現在では「生活習慣病」と呼ばれます。

「生活習慣病」のうち、入院患者数や死亡要因の上位を占める「がん」「脳血管疾患」「心疾患」を3大疾病と呼びます。さらに、この3大疾病に高血圧症疾患・糖尿病・肝疾患・腎疾患を加えた7疾患を指して、「7大生活習慣病」と呼ばれています。直近データでも、入院患者の約3人に1人はこの疾患で入院しています。「7大生活習慣病」に共通するのは、発症すると治療期間が長期に及ぶ点です。さらに、脳血管疾患などで後遺症が残ると、治療だけでなく介護も必要になります。また、糖尿病も網膜症や腎症及び壊疽、神経障害に代表される様々な合併症リスクが存在します。網膜症は失明、壊疽は切断、腎症は透析導入の原因になるもので、長期間の治療や介護が必要です。

良い生活習慣の積み重ねにより、「生活習慣病」発症リスクを軽減させ、定期的な検診により予防や対策を立てることが重要です。そして、生活習慣で意識したいポイントは、次の2つです。

①食事・・・1日3食を主食・主菜・副菜が揃った献立にします。そのほか、牛乳などの乳製品や果物を1つ摂ることによりバランスが取れます。

②運動・・・18~64歳の運動量として、週に60分息が弾み汗をかく事。生活活動では、1日8000歩~1万歩を心掛けましょう。